はばねろさんの歴史絵日記帳 

天皇家と藤原氏との関係を綴った歴史紹介ブログです。自分の備忘録として開始しました。

第0番 中山慶子

 

 

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  明治天皇の実母であらせらる。藤原北家師実流(花山院流)の流れをくむ藤原の血筋。17歳で典侍御雇となり宮中に出仕、孝明天皇の意を得て懐妊。子は中山家にて5歳まで養育する。24歳の時、勅命により自分の子供が准后九条凪子の「実子」となることが決まる。

 

 天皇家藤原氏の血筋について巡るのは面白い。中大兄皇子中臣鎌足の世を経て太平洋戦争終結まで政治、文化いろいろな場面で緊密な関係を持ち続けた。藤原氏の血筋を巡ることすなわち日本の歴史を紐解くに等しい。

 

 明治天皇の実母である中山慶子を零番としたのは理由がある。中山家は藤原北家の血筋とはいえ禄高200石程度の家であった。その家で生まれた慶子が明治天皇の実母となる。シンデレラストーリーにも似た驚きのを感じる。これと同じ様な驚きを古墳時代から平安の終わりまでたくさん見ることができる。

 ちなみに慶子の父 中山忠能明治天皇の外祖父として明治の世を生き抜き、慶子とともに曽孫の大正天皇の養育係りとなる。平安の世の様に強大なる権力をもった外戚とは決して言えない。しかしながら藤原の栄華を極めた世を彷彿とさせる。過去と現在は切れる事が無い線で結ばれているようである。これもまた一つの万世一系か。